警視庁が発表したところによると、平成24年に認知症が原因で行方不明になった人は9607人で、その年中に発見できなかった人が231人おり、そのうち翌年になって発見された人が53人いたとのことでした。つまり、いまだ178人が行方不明である可能性があり、その方たちの安否が気遣われます。こういった背景には老老介護の難しさ、家族などが徘徊を阻止しようと工夫をしても工夫が破られ、徘徊を許してしまうといったことがあげられるようです。確かに認知症といっても、ある一瞬においては正気に戻るなど、いまだ把握できないことも多く、家族も苦労されると思います。
こういったときに頼りになるものの1つに「地域連携」があげられると思います。最近、学校教育においては「地域連携」がよく使われますが、介護においても「地域連携」が不可欠な時代がやってくるような気がします。特に、東京などでは隣の人の顔も知らない等、「地域連携」が弱まっている感がありますが、交通量が激しい都市部では、認知症の方が事故にあわないよう、地域が一体となってケアを進めることが必要でしょう。そういった取り組みについて、できるところから始めていくのがよいと思います。
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